イミダペプチド成分(イミダゾールジペプチド)とは

なぜ渡り鳥は1万キロも休みなく飛べるのか

渡り鳥が疲れ知らずな理由はイミダペプチド?

アラスカ西部の北極圏で繁殖するオオソリハシシギ。寒い時期になるとオーストラリアやニュージーランドなどに渡り冬を越します。
アラスカからニュージーランドまでの距離は約11万1千キロ!広い太平洋を飛ぶ間、無着陸で休むことなく飛んでいきます。その類まれなるスタミナの秘密はどこにあるのでしょうか?研究を進める中で明らかになった成分が、彼らの胸肉に含まれる『イミダペプチド』です。

アラスカからニュージーランドまで約1万1千キロを休まず飛ぶオオソリハシシギ

イミダペプチドは動物の酷使する部分に多く含まれる

イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)は魚類、鳥類を含めた動物の筋肉に含まれています。特に渡り鳥の羽を動かす胸肉や、常に泳ぎ回っているマグロの尾びれ部分などに多く存在します。

イミダペプチドは渡り鳥の羽を動かす胸肉やマグロの尾びれなどに多く存在している イミダペプチドは渡り鳥の羽を動かす胸肉やマグロの尾びれなどに多く存在している

つまりカラダの中で最も酷使され、疲れがたまりやすくエネルギーを消耗する場所にイミダペプチドが多く含まれるのです。

POINT

イミダペプチドが渡り鳥の疲れを知らない驚異的なパワーの源である事が明らかになってきました。

イミダペプチドは鳥だけでなく、マグロやカツオ、クジラ、牛、そして人にも含まれています。動物 の多くの活動する部分に多く含まれている成分なのです。その中でも鳥の胸肉にはイミダペプチドが牛や豚の3~4 倍以上含まれていることが分かりました。

アラスカからニュージーランドまで約1万1千キロを休まず飛ぶオオソリハシシギ
POINT

人間では脳や骨格筋に豊富に存在しています。体内のイミダペプチドの濃度を高めることで、“へとへと”になることを防ぎます。

疲れにくい身体作りのためにイミダペプチドを毎日の生活に取り入れる!

人間が日常生活におけるさまざまな活動を行うパワーの源なる重要な物質のイミダペプチド。ところが体内のイミダペプチドは、年を取ると共に減少してしまいます。
その結果、疲れやすくなったり老化が目立ち始めたり、ふとした場所でつまずくなど生活に支障が出てきます。年を感じずに仕事に趣味にパワフルに活動していくためには、減少しているイミダペプチドを外から補給する必要があるのです。
まず食事で摂取する方法について見ていきましょう。
この物質が多く含まれている食材は、鶏の胸肉です。
鶏胸肉の約100gにつき200mg(理想摂取量は200~400mg)、この物質が含まれているとされています。
この物質は水溶性アミノ酸なので、最も効果的に摂取できる調理方法はスープなので、鶏胸肉と野菜やキノコなどを一緒に煮込んだスープを作って飲んでみましょう。
こちらの成分は継続してイミダペプチドを摂り続けることが大切です!

イミダペプチドは運動や活動時の体づくりを強力にサポートします。

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